神戸芸術工科大学 ファッションデザイン学科

神戸芸術工科大学

神戸でファッションを学べる大学

デザインの現場 レポート!

ナオリ・プリストリー先生特別講義

こんにちは!
今日はデザインの現場という授業を紹介します◎
この授業は、ファッションやアートといった、ものづくりの現場において、第一線で活躍されている講師の先生方をお招きし、特別講義をしていただく授業です。
今回は先日行われた、ナオリ・プリストリー先生の講義&ワークショップについてレポートします!

ナオリ・プリストリー先生は、現在アーティストとしてロンドンを拠点に活動されています。
今回の講義テーマは、「世界へ発信するテキスタイルアート」です。

皆さん、テキスタイルアートという言葉、知っているでしょうか??
テキスタイルというと、布や糸など、衣服やインテリアのための素材、という印象のある方が多いのではないでしょうか。

テキスタイルアートとは、布や糸はもちろん、木、紙、針金などといったあらゆる繊維素材で表現するアートのことです。
タペストリー、立体造形、インスタレーション…表現方法もアーティストによって様々で、織り、染め、刺繍などといった技法や、アーティスト独自のオリジナル技法によって表現されます。
※上図、下図の写真は先生の作品です。

本学ファッションデザイン学科のテキスタイルデザインコースでは、テキスタイルアートの分野に興味をもち、制作する学生もいます◎

さて、話はもどって…
講義では、Royal College of Art在学時の先生の作品紹介を交えながら、日本とイギリスとの学びの違いや、ポートフォリオの作り方について、貴重なお話をしてくださいました!

また先生は、社会的企業 Studio23Textile を設立し、ネパールにて、山岳地帯の Himalayan Nettle(イラクサ)を使い、女性達とプロジェクトを行っています。

現地の言葉でアロー(allo)というこの布は、糸を紡ぐことや織ることもすべて手作業で行われているそうです。
こうした技術を守り、次世代に受け継いでいくための活動についてのお話もしていただきました。

本学のある兵庫県は、皮革、鞄、織物等、ファッションに関連した多くの地場産業があります。
授業の課題やプロジェクトで、地場産業について考える機会が多くある学生たちにとっては、とても興味深い内容だったかと思います。


そしてワークショップ!

指をさしたものの名前とは違うものの名前を答えたり…

先生が洗濯板を指で鳴らして…

その音から感じたことをスケッチブックに表現するなど…

直感や五感、感覚を鍛えるようなワークショップ!
みんなとっても楽しそうでした♪
思っているよりも、普段の私たちの頭はかたくなっているのが分かりました。。
感覚を研ぎすまして、自由なアイディアを導くための方法を体感できたような気がします◎

ナオリ先生、どうもありがとうございました!

NAORI PRIESTLY(ナオリ プリストリー)
【経歴】
1966年鳥取市生まれ。
東京、ニューヨークで彫刻の勉強の後、鳥取、神戸そしてジャマイカで旅行会社職員となる。1995年に渡英し、旅行会社勤務をへて2005年London Collage Of Printing(現在London College of Communications) の BA Print Media Surface DesignをFirst class honorsで卒業。
そして2007年Royal College of Art にて、MA Mixed Media Textile を学び2007年に卒業する。以後、アーティストとしてロンドンを拠点に活動する。
Royal College of Art在学中、研究奨学金を受けネパール、ヒマラヤ山岳地区にてプロジェクトを行って以来、社会的企業Studio 23 Textileを設立してHimalayan Nettle(イラクサ)山岳地帯の女性職工とプロジェクトを行っている。