こんにちは。
気温が上がり薄着になるにつれ、二の腕のぷよぷよが気になる助手のまちだです!
今回はファッションデザインコース演習Ⅱ学外授業レポートpart2
地場産業の「播州織」と「たつの皮革」の企業見学と素材リサーチの様子をレポートします。
貸し切りバスで朝から気合入れていってきましたよ~!
まずは「播州織」の会社を2件訪問しました。
播州織とは、兵庫県北播磨地域の地場産業で
綿素材のチェック柄やストライプ柄といった、糸を染めてから織る「先染め織物」が代表的な織物です。
スーツに合わせて着るカッターシャツから、カジュアルなダンガリーシャツなどシャツ用の生地として世界的に有名な産地です。


普段はなかなか見れない所を大学の授業という事で特別に見せていただきました!

沢山の生地サンプル、どれを使おうか迷ってしまいますね♪


西脇市にある旧来住家住宅の場所をお借りしてお昼ご飯をいただきました。
大正7年に建てられた由緒ある邸宅は、朝香宮殿下や犬養毅なども滞在したことがあるそうです!
お腹も満たされたところで、次の企業にいってきますー。

社長自ら、播州織についてレクチャーしていただきました。
熱い思いが伝わってきます!

所狭しと、生地が並びます。
年代ものの貴重な生地が眠っているかも!?
「これかわいい!」と一度発掘する面白さを知ると、もう生地探しに夢中です♪
次は場所を移動して、皮革の町、兵庫県たつの市に向かいます。


動物の皮と薬品の強烈な臭いと、機械が動く大きい音のする中、見学は続きます。
職人さん自ら工程を説明してくださいました。


分解除去を終えたばかりの皮革を触らせていただきました
ぷにゅっとした不思議な感触!
現場にいかないとできない体験ですね^ ^


様々な工程を経て「皮」から「革」へと変わっていきます。

仕上げの工程を終えた革。
加工方法によって風合いが変わります。

工場見学の後は革のサンプルルームへ、
革によって色、風合い、質感、ひとつひとつ違います。
革を触りながら、
「これならバッグかな?」
「ライダースジャケットにしたら良さそう!」
「シンプルな形の方が良いかな?」
様々な声が聞こえます。
直に目で見て、手で触って感じる
その感覚を元にデザインを構想していく
もの作りをするに当たってとても大切なことです。
お忙しいなか快く時間を設けて、説明や手配をしていただいた企業の方々、
本当にありがとうございました!
この経験から学生はどんなことを感じ、
どんなデザインをしていくのでしょうか?
これから授業はコンセプトワーク、デザインワークに入っていきます!
どんなものができるかはこれからのお楽しみ♪
レポートはまちだでした!