こんにちは!
また、いやな台風が近づいています。みなさま備えは万端ですか?
とはいっても、
今年の秋は涼しくて気持ちい日が多いように思います♪
さて、後期も始まり
先日、企画コースの3年生は、皮革工場の見学に行ってきました。
いきなりですが!
これ何かわかりますか?
原皮といいます。
牛の皮です。
兵庫県は古くから皮革産業が地場産業として発展してきました。
今回は、姫路の工場にお邪魔しました。
この原皮が、「皮革」になるまでの工程を見せていただきました。
これが原皮を広げたもの。
腐らないように塩漬けにしています。
その原皮を大きな樽に入れ、今度は石灰漬にします。
するとこんな感じに。
段階を踏んで見せていただきました。
だんだん、毛が毛根から抜毛落ちているのがわかると思います。
毛を抜き取った面を銀面といい、革の表面になります。
工程は、まだまだ続きます。
鞣し(なめし)作業に入ります。
鞣しには、クロム鞣しとタンニン鞣しがあります。
写真はクロム鞣し。
とても耐久性が出ますが、酸性の有毒な液に漬けますので、とても危険です。
逆に、タンニン鞣しは、植物性の油に漬けるので、自然にやさしく、色合いも良いですが、耐久性には弱いという特徴があるそうです。
こちらはバンドナイフ。
この機械で、最終的な厚みにしていきます。
こちらはタンニン鞣しの製品です。
クロム鞣しとは違い、人の肌色のようなきれいな色をしていて、
時が経つにつれてあめ色に変わっていきます。
そのほかにも、染色工程や、塗装作業の工場も見せていただきました。
大変な作業を経て、皮革が作られていることを知りました。
これから、兵庫県の地場産業の「革」を使った商品企画を行っていきます。
この工場見学を経て、どんな企画ができあがるか楽しみですね~♪
もりしたでした。